オーストラリアワイン

オーストラリアワイン

DE LONG オーストラリアワインマップ UH109MP

世界で6番目に広いと言われる国土は、熱帯から温帯にかけて広がり、その広さゆえ地域によって気候風土に特徴があり、約60%は乾燥地帯です。ぶどう栽培が行われているのは、主に南部、南緯31~43度の地域。特に南東部と南西部は温暖な地中海性気候に恵まれ、土壌は石灰質で水はけも良く、ぶどう栽培に適した特性を備えています。

1788年、初回の移民が、ケープタウンとリオデジャネイロから持参したブドウの木から始まりました。最初のぶどう園は、1825年ニュー・サウス・ウェールズ州ロッチンバール近辺に、そして1828年にはハンター・ヴァレーに開設されました。その後1860年代にブドウ栽培は次第に増加し、1880年代から本格的にワイン醸造が開始されました。

オーストラリアの主なぶどう栽培地域は、南オーストラリア、ヴィクトリア、ニュー・サウス・ウェールズの3つの州が中心で、そのほかに西オーストラリア州、クイーンズランド州、タスマニア州などがあります。夏は暑く、冬は適度に湿気があり、霜枯れもありません。平均気温14℃、雨量600mm程度の理想的な気候を有しています。このため常に品質的にも量的にも安定したブドウが収穫できます。また広い国土のため、各ブドウ品種に理想的な気候を持つ地域があるなど、よいワインが造られる風土が備わっています。

かつては酒精強化ワインの生産が盛んでしたが、現在ではスティルワインの生産が約90%を占め、輸出が全体の約60%を占めています。オーストラリアのワイン造りの歴史は200年余とまだ浅いものですが、現在のぶどうの栽培面積は15万ha、ワイン生産量は約9,620,000hlで、生産量については世界のトップ10に名を連ねています。

オーストラリアのワイン法とラベル

 

オーストラリアのワイン法は、オーストラリアワインブランデー公社法およびその規則に基づき、産地名(地理的呼称制度Gl:Geographical lndicationsを含む)、ブドウ品種名、収穫年などのラベル表記について規制されています。

  • 生産者名(セント・ハレット)
  • 品種名(シラーズ)※2
  • 収穫年(2011年)※3
  • 産地名(バロッサ)※1
  • ヴァラエタルワイン(ブドウ品種名表示ワイン)
    • 表示規定
      • (※1)産地名:同一地域内(特定のGI)で収穫されたブドウを85%以上使用すれば表記可能。
      • (※2)品種名:85%以上同一品種のブドウを使用すれば表記可能。複数の品種を表記する場合は、表記品種合計で85%以上使用していれば、多い順に表記可能。
      • (※3)収穫年:85%以上同一収穫年度のブドウを使用すれば表記可能。
  • ヴァラエタルブレンドワイン
    オーストラリア独自のカテゴリーで、上質ブドウ品種のブレンドワイン。使用ブドウ品種がラベルに併記される。
  • ジェネリックワイン
    ヨーロッパの特定産地のワインのタイプ名をつけたワイン。(EUとの協定により、2010年以降使用禁止)

参考:メルシャン、アサヒビール、

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