秋の京都散策と月桂冠

毎年区の組(隣保)で小旅行にでかけます。今回は京都嵯峨野と伏見に出かけました。

第三弾 区の組 恒例日帰り小旅行秋の京都散策

2002(平成14)年11月10日(日)


11:00
嵯峨野「ゆどうふ竹仙」
嵯峨釈迦堂清涼寺境内(バス駐車)
昼食:名物湯どうふおきまりコース(40分)

12:00
(20分)… 常寂光寺(20分)

12:25
大河内山荘
抹茶付き(休憩)

… 竹林 …(10分)…

嵐山渡月橋と紅葉

13:00
バスで伏見へ

…(1時間)…14:00
伏見・寺田屋

大蔵記念館・月桂冠酒香房
(1時間 大蔵記念館P)
15:30
十石舟(25分)

 

嵯峨野 嵐山

ゆどうふ竹仙
清涼寺の境内にある湯豆腐専門店。秋の京都は一年中で最もにぎやかな観光シーズンなので予約で一杯です。かろうじで
11時に予約が取れたので保津川下りとトロッコ列車はあきらめ、真っ先に昼食をとるスケジュールに変更。
おきまりコース
有名な嵯峨野豆腐「森嘉」のお豆腐と湯葉が使われています。さすがにひと味もふた味も違います!!みんな大喜び。幹事の私としては大いに満足です。
清涼寺本堂釈迦如来(国宝)が安置されていることから、別名「釈迦堂」といわれています。ちょうど花魁の衣装を着た若い女の子がお参りする祭事がおこなわれていて人だかりができていました。
清涼寺仁王門たびたび焼失し、安永6(1776)年再建され、左右には阿吽(あうん)の金剛力士(室町後期)が守護されています。

常寂光寺?大河内山荘

嵯峨野?嵐山 常寂光寺・大河内山荘・嵐山

常寂光寺山門嵯峨野で最も知られる紅葉の名所。境内には至る所にいりんな種類の紅葉が植えられています。もっとも見頃な時期はまだでしたが、すでに赤らんでいる木、黄色になったもの、まだ緑のものと、色とりどりで大変美しいです。
本堂の庭もみじの種類によっては真っ赤に紅葉していましたが、全体にまだ早いようです。
大河内山荘京都に住んでいたことがあるのであちこち行きまくりましたが、大河内山荘は今回初めて訪れました。知らない方も多いのではないでしょうか。丹下左膳などのはまり役で一世を風靡した東映の映画俳優大河内伝次郎氏が、東映太秦撮影所に近い小倉百人一首で知られる小倉山に30年の歳月をかけて作った個人の山荘です。三千坪の広大な敷地を生かし、庭園や山荘、茶室などが配置され、最上部には見晴台があって京都市内が一望できます。反対側には保津川下りで知られる保津峡や嵐山も眺められます。当時の映画界の大スターがいかに凄いかが伺えます。大河内伝次郎のポスターや写真を展示したコーナーもあります。
大河内山荘の広大な庭園自然を生かしこれだけ広大で見事な庭園は、嵯峨野では常寂光寺など紅葉の見所はたくさんありますが、みんなここが最も気に入りました。これだけ広大な庭園というのは、京都でもちょっとないと思います。抹茶と茶菓子がついて900円の拝観料ですが、お庭を眺めながら赤い毛氈が敷かれた縁台でお抹茶をいただけます。コーヒー代に400円払ったと思えば風情もあり、充分に満足できます。一押し!最低1時間はみておいた方がいいでしょう。
竹 林竹林を歩いて嵐山に向かいます。何度通っても竹に囲まれていると気持ちが安らぎ、京都らしい場所ですね。
嵐山(渡月橋から)ちょうど今日は年一回の嵐山紅葉まつりで、人で一杯です。逢瀬の平安貴族の衣装を着た船などが浮かんでいます。学生の頃に来た思い出がよみがえる?♪

伏 見 寺田屋

寺田屋いつか訪れたいと思っていた坂本龍馬ゆかりの寺田屋にやっと訪れることが出来ました。明治維新の舞台になったここ寺田屋はそのままの状態で残り、現在も宿として宿泊できます。壕川の向かいにあり、西方の大名や武士たちは、船で大坂に着き、淀川を三十石船で伏見まで辿り京や江戸へ向かうのが一般的なルートでした。旧薩摩藩邸(現在月桂冠の敷地内)にも近いところにあり、薩摩から京にやってくる薩摩藩下級武士の定宿でもあります。
弾痕が残る龍馬お気に入りの部屋龍馬は薩摩藩士との連絡のためにこの宿を利用しました。薩摩藩士、そして龍馬襲撃事件の舞台として、おりょうさんとの恋、薩長連合のもととなった場所であり、龍馬の第二の故郷として龍馬や維新の聖地として訪れる人は耐えません。
拝観料400円

 

月桂冠(株)大倉記念館

大倉記念館正面
1906(明治39)年建造の酒蔵を改装し酒造りの諸道具を展示した伏見の酒蔵でも最も古い記念館。寺田屋から歩いて5分くらいのすぐ近くです。
江戸時代の帳場を再現した部屋
記念館の入口左側にあります。1637(寛永14)年初代大倉治右衛門が奈良・笠置より現地・伏見馬借前にて酒屋を創業しました。屋号「笠置屋」、酒銘を「玉の泉」としました。1905(明治38)年、清酒の王者たらんことを期して勝利と栄光のシンボル「月桂冠」を現在の酒銘に採用。
「酒工房」
(要予約)1906(明治39)年建造の内蔵を1997年10月1日からミニ醸造設備として復活。年間生産能力は40キロリットル(約22石)。これは1637(寛永14)年、創業当時の「笠置屋」の規模だそうです。
月桂冠は大手一号蔵、大手二号蔵、北二号蔵、灘蔵の四蔵はすべて社員蔵で、それに南部杜氏の昭和蔵、但馬杜氏の北一号蔵、他に越後など5名の杜氏さんと蔵人がおられますが、ここの担当は広島杜氏さん。日本酒のトップメーカーとして社員制コンピュータ制御の四季醸造蔵もあるかたわら、日本酒のトップメーカーとして昔ながらの酒造りをここでは再現しています。
一番穂の長い「山田錦」をはじめとする代表的な酒米の展示
仕込み樽
発酵過程が見えるようにガラス窓がつけられています。左にあるのは、昔ながらのもろみを搾った酒ふね。石をぶら下げてその重みで搾ります。このてこの原理は古代ローマ人が残したワインを搾った遺跡と全く同じであることは、メソポタミアから東西に酒造りが伝わり、西はヨーロッパ各地へ、東は中国から朝鮮半島、そして東端が日本列島へと伝わっていったことを証明しているのでしょう。
蒸し釜お米をまず洗米し、蒸します。これを「掛米」といって、麹菌の繁殖した麹米(もと米)と水を加えた桶に、「初添え」、「中添え」、「止め添え」と三段階に分けて糖化と発酵を平行して行う「平行複発酵」という世界の醸造酒(発酵酒)の中でも珍しい日本酒独自の製法によって、アルコール度数を高めていきます。これを「三段仕込み」といい大半の仕込みで使用されていますが、もう一段加えてより甘み(旨み)の多い酒にする仕込み法を「四段仕込み」といいます。
蔵の中庭に置かれた杉の仕込み樽。現在全国の酒蔵で使用されているのはスチール製やステンレス製です。昔ながらの杉樽で仕込んでいるのはここ「酒工房」ぐらいではないでしょうか。

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