06 シュロス・リーザー醸造場(モーゼル)

6.シュロス・リーザー醸造場

フリッツ・ハーク家の長男トーマス・ハークがシュロス・リーザーを復活
シュロス・リーザー醸造場
Weingut Schloss Lieser所在地:リーザー、再開:1992年
栽培面積:約6.6ha、年平均生産本数:40,000本★訪問日:2000年9月3日(日)
 

著名なワインライター3氏の評価
S.P. ★★★★
R.P. ★★★
H.J. ★★

 

 

生産地域:モーゼル・ザール・ルーヴァー地域/中部モーゼル地区
所有畑:リーザー村:ニーダーベルク・ヘルデン、ジュッセンベルク、シュロスベルク
グラッハ村:ドムプロスト、ヒンメルライヒなど7ケ所
土壌:風化したスレート(粘板岩)質、栽培品種:リースリング100%、平均収穫量:45hl/ha
VDP(ドイツ高級ワイン葡萄園連盟)メンバー

 

brauneberg
<i この醸造所は、
フリッツ・ハーク家のブラウネベルグ村の畑の東隣にあるリーザー村にあり、道を挟んでモーゼル河の畔に建っています。70年代初めに閉鎖されていたものをハーク氏が買い取り、長男トーマス・ハーク氏が92年から経営と醸造を任されました。
リーザーと、グラッハにも高級畑を購入し、現在7カ所の畑があり、約7haの面積はハーク家と同規模で、すべてリースリングだそうです。’98年からVDPのメンバーとなっています。
トーマス氏の説明を聞きながら醸造所内を見学。彼一人で栽培から発酵や瓶詰めまで行っています。ケラー(セラー)は何個かありますが、広いので一つだけ使っているそうです。古い樽を使用して熟成させています。
発酵は最新式のステンレスタンクで
現在はトーマス氏が結婚されて、奥さんと子供さんとこちらで生活もしてます。屋敷の部屋はたくさんありますが、使用人が何人もいた頃とは違って、若い3人家族でごく一部しか使っていないそうです。
本当にドイツ車(ドイツ人にとっては国産車ですが)が風景によく溶け込んでいます。おまけにフリッツ・ハーク氏のベンツのナンバーはFH、息子さんのトーマス氏のワーゲンはTHと名前の頭文字が入っています。ドイツでは希望すれば好きなアルファベットが選べるそうです。 フリッツ・ハーク氏はチューリッヒで行われているワイン見本市から帰り次第にかけつけると聞いていました。ちょうどテースティングを始めかけたところへハーク氏が来られました。フランクフルト空港から愛車ベンツで(多分ぶっとばしてきたのでしょう。ドイツ人はアウトバーンのおかげか、スピード狂のようですから…、おまけに車が大型ベンツです)

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蔵元でテースティングしたワイン


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1.1999 シュロス リーザー リースリング クーベーアー
Schloss Lieser Riesling Q.b.A.
 フリッツ・ハーク家同様に、超一流畑は単一畑のワインとして、後は「シュロス・リーザー」というグーツワイン(醸造所ブランド)として販売しています。このグーツワインというやり方がVDPメンバーなど一流生産者の間で復活してきましたが、「最初に率先して行ったのが私だ」とフリッツ・ハーク氏が語っていました。
控えめな上品な香りとフルーティーな味わい。
2.1999 シュロス リーザー リースリング カビネット
Schloss Lieser Riesling Kabinett
 素直な本来の果実香と味を生かしたカビネットです。
3.1999 リーザー ニーダーベルク=ヘルデン リースリング アウスレーゼ
Lieser Niederberg Helden Riesling Auslese
  果実の糖度は100エクスレにも達した葡萄から作られたアウスレーゼ。独特な香りと厚みのある酸と甘さ。
4.1999 リーザー ニーダーベルク=ヘルデン リースリング アウスレーゼ**
Lieser Niederberg Helden Riesling Auslese **
輸入元取り扱いワイン8.と同じ畑から貴腐菌の付いた房を選って造られたアウスレーゼ。果実の糖度は120エクスレにも達しており、素晴らしく高い香りと、貴腐ぶどうの香りがします。
5.1993 リーザー ニーダーベルク=ヘルデン リースリング アウスレーゼ
Lieser Niederberg Helden Riesling Auslese
輸入元取り扱いワインさきほども感じた独特な香りはスレート(粘板岩)土壌のものだそうです。
13.1971 リーザー ニーダーベルク=ヘルデン リースリング ベーレンアウスレーゼ
Lieser Niederberg Helden Riesling Beerenauslese
71年のオールド・ビンテージ・ワインです。シュロス・リーザーの前の所有者が最後に瓶詰めしたビンテージの貴重なボトルです。こうしたケラーにもすでに数本しかない希少なオールドワインを我々のために開けてくださったことに感激してしまいました。さすがに20年を経て、古酒特有の老ねた香り(好きずき)がわずかにありますが、味わいは素晴らしいです。

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