05 中部モーゼル:ピースポート

5.中部モーゼル:ピースポート

■ローマ時代のぶどう圧搾機の遺跡
ゴールドトレプフェンの葡萄畑の掲げられたラインラント=プファルツ州旗とローマ遺跡
よく冷えたゼクトをいただきました。
J.ハールト家の畑から1985年に区画整理された際に偶然発掘され、従ってハールト家が管理しています。同じようにモーゼルではここを含めてブラウネベルグのユッファー・ゾンネンウーアとエルデンのトレプフェンの三カ所で見つかりました。いずれも甲乙つけがたいモーゼルの最高畑ですが、古代ローマ人はすごいですね。ヨーロッパ中にワイン造りを伝えたばかりか、すでに4世紀の頃から、ピースポート・ゴールドトレプフェンが良い畑であったことを証明しています。
説明をしてくれたのはハールトさんのお弟さんで醸造を担当されています。3つの石桶(各2,500L)に分けられ、石の重圧によって搾られてくる果汁の質を区別して上等のワイン用とふつうのものなどに分けて仕込まれていました。
絞られた果汁は第一番目の槽に流れます。ローマ時代には赤も造られていたそうです。
加重によって槽が3つに分けられており、一番搾りの柔らかい果汁が流れる槽
その左側の槽は、加重がさらにかかった2番搾りの果汁が流れる槽。これらは日本酒のかつての搾り方である酒船と原理や構造がそっくりです。

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