4.ヨハン・ハールト家

ヨハン・ハールト家

Weingut Joh.Haart所在地:ピースポート、創業:1337年

栽培面積:約6ha

★訪問日:2000年9月3日(日)

V.D.P.メンバー

著名なワインライター3氏の評価
S.P.★★★
R.P.★★★
H.J.(ノーマーク)
生産地域:モーゼル・ザール・ルーヴァー地域/中部モーゼル地区
所有畑:ピースポーター・ゴルドトプヒェン(最大の所有者)、トレプヒェン土壌:スレート(粘板岩)質、栽培品種:リースリング70%平均収穫量:80hl/ha

 

ヨハン・ハールト家に到着。ワインラベルと同じアングルです。
ピースポート村は小さい集落で、すぐ裏手には広大なゴールドトロフェンの超一流畑が広がっています。
■醸造所とケラー
この地方の習わしでセラーの入口には、ワインを守るように木の葉が奉ってあります。何の木だったかな?日本酒の造り酒屋で杉玉(酒林)を掲げる習慣と似ています。
5℃で発酵。タンクと木樽を使い分けています。
木樽はブレンドせずに、一つずつ検査番号(AP.Nr)を取得して瓶詰めします。今後どう進化するかが楽しみだからです。

 

蔵元でテースティングしたワイン
当店取り扱いワイン 輸入元取り扱いワイン
1.1999ピースポーター・ゴールドトロフェン・リースリング・クーベーアー

Piespoter Goldtropfchen Riesling Q.b.A.

《州品評会金賞受賞》99年はワグナー氏もおっしゃっていましたが、97年に匹敵する最高の出来を、ピースポートでももたらせました。まさにパーフェクトな酸と甘さのバランス。若いワインらしくフレッシュな炭酸ガスがまだ生き生きとしています。

2.1999ピースポーター・ゴールドトロフェン・リースリング・シュペートレーゼ

Piespoter Goldtropfchen Riesling Spatlese

《州品評会金賞受賞》同じ最高畑の遅摘みワインで、このワインは実に糖度がアウスレーゼにも達する87度もありますが、シュペートレーゼに格下げして造られました。トロピカルフルーツのような、よく熟した出来の良さを示す香り、貴腐ぶどうの香りが感じられます。

3.1999ピースポーター・ゴールドトロフェン・リースリング・アウスレーゼ

Piespoter Goldtropfchen Riesling Auslese

《州品評会金賞受賞》アウスレーゼは糖度が83度以上であれば造ることが許されますが、なんと糖度が102度もあるベーレンアウスレーゼに近い貴腐菌がついた葡萄だけで造られたアウスレーゼ。

4.1997ピースポーター・ゴールドトロフェン・リースリング・アウスレーゼ

Piespoter Goldtropfchen Riesling Auslese

《州品評会金賞受賞》《DLGドイツ農産物大賞エクストラ》《ワイン・オブ・ザ・イヤー1998》

ハールト氏が「私の最上の出来」というワインを試飲させていただきました。《DLGドイツ農産物大賞》でエクストラに輝くのは、審査員全員が満点をつけた出品ワインのみで、このワインはエクストラを受賞した20
点の一つだそうです。私などがコメントするまでもありませんが、まさに“ピースポートの芸術”です。

5.1993ピースポーター・トレプフェン・リースリング・アイスヴァイン

Piesporter Treppchen Riesling Eiswein

《州品評会金賞受賞》「この年は11月24日の早朝5時20分に-9℃に下がった日に凍った葡萄をつみ取って、私が初めて造ったアイスワインです。」とハールト氏が思い出深そうに語ってくれました。10ケース(500ml×12本)のみできたそうです。貴重な一本。1万円はするそうです。

6.1971ピースポーター・ゴールドトロフェン・リースリング・アウスレーゼ

Piespoter Goldtropfchen Riesling Auslese《州品評会金賞受賞》71年は彼の処女作。約20年経っていますが、これが熟成というものか、古酒の楽しみというものかと感激。さすがに古酒独特の香りが出ていますが、その味わいは信じられないことに、深みを増して、奥深いものでした。

7.1959ピースポーター・ゴールドトロフェン・リースリング・シュペートレーゼ

Piespoter Goldtropfchen Riesling Spatlese先頃亡くなられましたが、ベテラン女優ミヤコ蝶々さんの芸に近い世界です。私が57年生まれですから、私が2歳の時に収穫されたのか。す、凄い!私がいい加減に生きてきた40年間、このワインは静かにハールト家のシャッス・カマー(秘蔵セラー)で眠っていたのですか。「ピースポートの20世紀最大のビンテージは、47、59,71と思う」といわれるそのワインです。ワインというよりもシェリー酒に近い味と香りです。

■奥様の手料理による昼食

テースティングの後、昼食

すべて料理上手の奥様の手料理です。稲葉社長も「ここの奥様の手料理が最高ですよ。」とおっしゃっていましたが、ホントです。玉ねぎのポタージュスープ

ポークハムステーキ、ポテト添え
ワインゼリー もちろんハールト家のワインを使っています
醸造所入り口のショーウインドウ
土地のスレート(粘板岩)で建てられた美しい醸造所兼住居

すべてが土地のもので出来ています。

ハールト氏とスナップ
ピースポート村の赤の318i。左はワインの個人醸造所が立ち並んでいます。

花とバックのゴールドトレフェンの一流畑と車とたたずまい。何もかも絵になっています。

ちょうど今どこもワイン新酒祭りの真っ盛り。イベントに民族衣装で忙しそうに車で出かける村の女性達。
バスはピースポート・ゴールドトレフェンの一流畑を後に、橋を渡りホテルへ向かいます。

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