グレーヴェ イン キャンティ

1999.11月1日(月)



銅板にエッチングした立派な観光案内板

グレーヴェは、キャンティ・クラッシコ地区の中心地の町です。かつてはフィレンツェとシェナを結ぶ交通の要所として商人たちが集まり、市を開き、ワインの取引などが活発に行われました。今でもキャンティ・クラッシコの市がここで開かれています。日本のTVの旅行番組でもよく登場します。


アーチ型の張り出した回廊を持った住居が、町の中心のマッテオッティ広場を囲んで建つこの町は、17世紀の典型的な商業町の面影を残したとても趣のある町です。中央の銅像はアメリカを発見した土地の英雄アメリコです。彼の名前からアメリカ合衆国になったのではないかと思います。

マセッレリア・ファローニ MACELLERIA FALONIフィレンツェ近郊グレーヴェ イン キャンティ G.マッテオッティ広場

Piazza G. Matteotti,69-71 50022 Greve in
Chianti(FI)

自家製ハム(地元産ワイン・チーズ)製造・小売販売業

 

イタリアでも有名な300年以上も続く老舗のハム屋さんで、わざわざ買いに来られる固定ファンも多いそうです。訪れている時にもお客さんがひっきりなしに訪れてきます。旅行雑誌「るるぶ」等にも取材されているのを見せてくれました。店の中は昔のままなのでそんなに広くはないが、低い天井からプロシュート(生ハム)やサラミがぎっしりと吊されていました。

養豚場とハム工場は別のところに所有されています。養豚から製造・販売まで一貫して行っているからこそのこだわりが、何百年と続く人気のひとつかも知れません。

忙しい合間をぬって、我々にいろいろ熱心に教えて下さる8代目当主のステファーノ氏。背が高くひげがよく似合い、誠実な人柄が伝わります。子供の時からハム造りという仕事が好きで、自然に後を継いだと話す、典型的なイタリア職人。ファローニというのは奥さんの姓。婿養子さんですが、そんなことイタリアじゃ大した事じゃないそうです。「イタリアでは家族の中でいちばんその仕事が好きな者が後を継ぐんだ」という
いかにもイタリア人らしい明るく合理的な考え方がいいです。家業の後継者が多い長男の我々にはなんとも残る言葉。
この町の風景は、壁に掛けられた昔のグレーヴェの写真のままです。(保存地区に指定されているので、改装したくても
できないとか。)

地下のセラー数百年という歳月を重ねた地下のセラーは、さすがイタリア!。チーズが販売され、ワインの貯蔵庫にも使われています。


ワインセラー

ワインもたくさん販売されています。もちろんキャンティ・クラッシコの中心地グレーヴェ。キャンティ地方やトスカーナの高級赤ワイン、モンテプルツィアーノなどトスカーナワインのみ。当然ですね。でも作者はワインに重点を置く酒屋。イタリアで最も有名な赤ワインの、しかもその中心地に300年も続くハム屋さん兼ワイン屋さんに行っていたのか。(大先輩だ!m(_
_)m ペコッ)

知る・楽しむ

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