蔵元の概要
社 名 | 奄美酒類(株) |
所在地 | 鹿児島県大島郡徳之島町亀津1194 |
創 業 | 会社設立:昭和40年(1965年) |
紹 介 | 「奄美」は、徳之島内の5つ の蔵元、(有)亀澤酒造場、高岡醸造(株)、天川酒造(株)、中村酒造(株)、(有)松永酒造場から原酒を集め、奄美酒類(株)で共同瓶詰めされている銘柄です。当社の酒質は、常圧蒸留にこだわり、米麹の割合を抑えて黒糖の比率を高めています。そして冷却濾過。キレの良いすっきりした味わいを追求しております。また黒糖焼酎造りの原点である黒麹仕込みにも力をいれて、他社との差別化を図っています。 尚、「奄美」は平成19年酒造年度鹿児島県本格焼酎鑑評会黒糖焼酎部門にて第一位の総裁賞を代表受賞しました。 |
歴 史 | 和製のラム酒と称される黒糖焼酎は、奄美諸島に限られる特産品であります。サトウキビからとれる黒糖は、同諸島にとって最大の資源物資であった史実から、黒糖焼酎が島民の酒として定着してのは、ごく最近になってからであった。それまでは沖縄の泡盛に近い米焼酎が島の酒であった。第二次大戦後、島々はアメリカ軍統治となり海上封鎖されたために、米の輸送が途絶えてしまい、これまでの島民の酒、米焼酎がつくれなくなってしまいました。
そこで、米焼酎のかわりに、逆に出荷できなくなった黒糖を原料として焼酎を造って島酒としました。 もともと黒糖を原料とした焼酎は日本の酒税法では酒税の高いラム酒に属し、焼酎としては認められないはずであったが、昭和28年に奄美諸島が日本に復帰したとき、ラム酒と区別する為に、米麹を併用することを条件に焼酎として認められました。 |
※黒糖焼酎は、蒸留酒ですので糖分は一切ありません。