ワイン雑学塾を充実しています

ワイン雑学塾スクエア
ワイン雑学塾を充実しています。これは実はかなり古い取り組みでして、2002年に遡るようです。あれから、ヨーロッパのワイン法も国ごとに異なっていた名称やカテゴリーが、EUの変遷によって、かなり統一が進んでいることに、今さらですが15年の間に世界はグローバル化して、ワインが世界中で分かりやすくなるのは良いかもしれません。

でも、ワインや文化って、国や地方のオリジナリティがあってこそ興味をそそり、楽しめるものでもあるように思います。これでいいのかと思うのは、日本人が親しんできた日本酒は、戦後まで各地方に造り酒屋があって、土地の気候によって育まれてきた米・水・そして我が全国四代杜氏の但馬杜氏のように優れた伝承技によって、神道とともに日本そのものの数千年の伝統文化であります。

いっとき、戦後の大手(ビールなど他の酒類に比べれば大手ではありませんが)により、粗製濫造と洋風化が進み、ビール、ウイスキーなど外来種が日本酒を衰退へと追いやりました。ワインはブドウから生まれますが、我々日本人が米を大切にするように、ヨーロッパの草も生えない荒れた土地にたくましく生育する植物こそブドウだったのです。そこからワインが生まれました。紀元前、西アジア(中東)の砂漠でも生育するブドウは、西アジアからギリシャ、イタリア、フランス、ドイツ、スペイン、ポルトガルなどヨーロッパへと伝来していきました。

世界が近くなったことはいいことかも知れませんが、すべてがグローバルスタンダードになれば、本当にいいのでしょうか?すべてがカベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネになれば、ワインの楽しみはどこへ向かうのでしょう?ヨーロッパワインも、産業である前にその土地のブドウと気候風土によって培われてきた伝統文化。

ワインは日本でもすっかり高価な輸入酒でもなく、スティルワイン(それまでの酒精強化ワインではない醸造ワイン)が定着しました。

世界最古の酒はワインだけではありません。なんと日本酒も世界に誇れるオリジナルな文化として欧米で見直されています。
民族の固有の伝統文化を失うことは、国力や国民性を失うことであり、いっときは豊かになったようで、やがて衰退していきます。

但馬や兵庫北部ではじめて本格ワインとワインセラーを始めてまだ30年程です。
たかがワイン、されどワイン。
でも知れば知るほど日本酒やワインは分からなくなりそうです。。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です