《自家葡萄園元詰のワイン》
生産者が、葡萄栽培から醸造、瓶詰めまで丹精込めて行い生産量も限られた手作りの逸品です。
生産者が、葡萄栽培から醸造、瓶詰めまで丹精込めて行い生産量も限られた手作りの逸品です。
生産者紹介 ドメーヌ ド グルニエ
Domaine Gournier
![]() |
![]() |
![]() |
時代を先取りするフルーティでスムーズなI.G.P.セヴェンヌの生産者
セヴェンヌは、ラングドック ルション地方の最北端、ローマ時代に建てられた水道橋で有名なポン デュ ガールの近くにある静かな町です。グルニエは、このエリアの最大のI.G.P.セヴェンヌの生産者です。この地域はニームに比べより南にありますが、ニームより5~6度気温が低くなっています。これはセヴェンヌ山の麓に畑があり、冷たい北風がカルドン川によりさらに湿度を含んで土地に涼しさを与えるためで、フレッシュな白ワインが生まれます。
醸造設備は、新しいタンクや樽がセラーに収まり、整然としています。新しいタンクは小さいものにし、マセラシオンを長くしています。ミクロ-オキシジェナシオンも導入して、タンニンを丸くするのに役立っています。白ワイン用の葡萄は除梗しません。朝4~9時頃に収穫、ドライアイスを使い低温で8時間スキンコンタクト、ゆっくりと0.5気圧で圧搾します。酸化しないようにタンクに移し、24時間8度で澱下げをします。上澄みを移し替え、発酵します。赤ワイン用葡萄は除梗します。機械で摘み取った葡萄を、選果テーブルで選別します。ステンレスタンクより温度が一定で果皮等の成分が静かに沈殿するためコンクリートタンクを使い、低温で発酵させます。フリーランジュースのみを使います。ラングドックのような南のエリアで大事なのは、酸化を防ぐこと(白ワイン)と、温度を低く保つことです。
ワイン販売はとても好調で、フランスの市場がフルボディタイプからバルヌアンのようにフルーティでスムーズなワインを好むようになってきているためと分析しています。バルヌアン家のI.G.P.はその品質の高さで知られ、しばしば賞をとっています。
歴史 | 1840年 ワイン造りを始める。 1959年 バルヌアン家が購入。 1983年 モーリスが引き継ぐ。 2002年 洪水で壊滅的な被害を受ける。 2005年 新しいセラーが完成。 |
オーナー | モーリス バルヌアン |
葡萄園 | 計170ha 2012年から33haがエコセール認可 白ワイン用 : 110ha 平均30年樹齢のソーヴィニヨン ブラン、平均35年樹齢のシャルドネ、他にヴィオニエ、ルーサンヌ、グルナッシュ ブラン、ロール、ユニ ブラン 赤ワイン用 : 60ha メルロ40%、残りがシラー、グルナッシュ、カベルネ ソーヴィニヨン、ムールヴェードル、カリニャン、サンソー、サンジョヴェーゼ |
栽培 | 殺虫剤、化学肥料、不使用。剪定した枝を畝に撒いて肥料とし、長い草を生やして葡萄に適度なストレスを与えます |
引用データ:(株)稲葉