ハインフリート デクスハイマー家

《自家葡萄園元詰のワイン》
生産者が、葡萄栽培から醸造、瓶詰めまで丹精込めて行い生産量も限られた手作りの逸品です。

生産者紹介 ハインフリート デクスハイマー

Heinfried Dexheimer

ハインフリート デクスハイマー ラインヘッセン ドイツ

2012年はアイスヴァインに挑戦しない人が多かった。私は極甘口の“有名人”なのでリスクをとって挑戦した

「丘のくぼみに冷気が流れ込む」
ラインヘッセンとは、「千の丘の土地」という意味で、低い丘がいくつもあって、その間のくぼみに冷気が流れ込み、アイスヴァインが出来る気温(-7℃)になります。また、ボトリティスはなるべく後に付いたほうが良いワインが出来るので、いつもボトリティスが早く付かないように努めています。ボトリングラインは、所有せず、衛生管理の行き届いた専門の会社に依頼し、コストを抑えることに成功しています。40%を瓶詰めし、60%はバルクで売ってしまいます。2011年から、温度調節可能なステンレスタンクを導入、低温での発酵が出来るようになりました。
「素晴らしいアウスレーゼ以上のワイン、目を引くボトルやラベル」
アウスレーゼ以上のハイクラスのワインに見るべきものがあり、ご紹介するワインの多くは、私どものために特別に瓶詰めしていただいています。ゴールドやオレンジメタリック、透明シールのラベルが、目を引きます。
「アイスヴァインのスペシャリストを自負」
「毎年アイスヴァインを造ろうと、ひとつひとつ毎年同じ畑仕事をして準備しているが、それでも最後は天候次第。まさに賭けだ。毎年、1~1.5ha、アイスヴァイン用に葡萄を残す。’13VT、’14VT、’15VTは努力にも関わらず、収穫に至らなかった。もしこれが無ければ、私は1年のうち4ヶ月は休めるだろう。それでも、私はアイスヴァインにこだわる。大変だがアイスヴァインを造らない人を羨ましいとは思わない。アイスヴァインは本当に心臓に悪いが、こうして出来たワインを見ると、いつもやって良かったと思う」とハインフリートは語っています。
オーナーハインフリート デクスハイマー : 1950年生まれ。
ダニエラ : 娘
マルコ : 娘婿。普段は別の仕事をしているが、収穫時にはワイングートをメインに働いている。「普段は室内の仕事だから、畑に出て自然の中で仕事をするのは楽しいよ」とマルコは話していました。
葡萄園10ha  昔から葡萄が植わっている畑で、祖父から引き継いだときに、市場が求める品種を植えていった。
ケルナー6ha、フクセルレーベ1.2ha、ショイレーベ1.2ha、オルテガ0.8ha、グラウブルグンダー0.6ha、
ジーガーレーベ0.75ha : 早熟で糖度が高い。ジーガ=「勝者」で、甘口のチャンピオンの意味。この村では唯一の栽培者。
その他  ドルンフェルダー1.3ha、ポルトギーザー1ha<畑の違い>
ヴァインハイマー キルヒェンシュトゥック : シーファーを含むローム(25~40%粘土を含む土壌)、トーニック(泥質)土壌
ハイマースハイマー ゾンネンベルク : 石灰を含むレス(黄土)、粘土質土壌<葡萄品種について>
フクセルレーベ : ピーチのような個性。品質、収穫量とも安定していないため、近年多くの生産者が興味を失っている品種。たくさんの房を実らせる。通常はQ.b.A.のワインを造る。アウスレーゼ、ベーレンアウスレーゼを造るためには春から剪定を始め、収穫量を十分落とす。アイスヴァインを造るには品質のばらつきがあり、収穫のタイミングも非常に難しいため造らない。
ジーガーレーベ : デクスハイマーが栽培している他の葡萄に比べ早熟。そのためアウスレーゼ、ベーレンアウスレーゼクラスが造れる確率が高い。ハインフリート自身はジーガーレーベが一番好き。品質が高いだけでなく、ハイクラスのワインがほとんどの年で造れるため。
オルテガ : デクスハイマーの葡萄品種の中ではエース的な存在。毎年アウスレーゼ以上の葡萄が収穫できる。ベーレンアウスレーゼ、トロッケンベーレンアウスレーゼも他品種に比べれば割と簡単、適した時期に摘み取れば問題なし。
バッフス : ブーケの強い品種。近年人気を失っている品種。大手メーカーなどは個性が強すぎるため嫌っている。それに加え育成も難しい。房が熟成前に落ちてしまうことも多い。
シルヴァーナー : こちらはバッフスと対照的に房が落ちにくい品種。そのためハイクラスも割りと造りやすい。
ショイレーベ : 晩熟で、葡萄が健全な状態を保ちやすい品種。しっかりと完熟しいい状態で収穫できる。
栽培肥料は、ワインを絞った後のカス、カリウム、マグネシウム、窒素。

引用データ:(株)稲葉

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