モーゼル生産者

■モーゼル地域 MOSEL

「ザ・ワールド・アトラス・オブ・ワイン」に日本語加筆

 

97:3(11,785ha)

ライン河の支流、モーゼル河とその支流であるザールとルーヴァー川の流域一帯に広がる細長い地域で、とくに中流から上流とその支流である2つの河のザール・ルーヴァーの急斜面で銘醸ワインが生まれます。モーゼル河は、直線距離では約40kmですが、ライン河に向かって北東に流れるにつれて方向を変えることが多く、250キロメートル近くを流れ、くねくねと蛇行を繰り返してライン河に注ぎます。ドイツ最古のワイン産地と見なされています。ローマ人はモーゼルにブドウ栽培を大規模にもたらしました。名醸畑は間違いなくその南向きの世界で最も急斜面に位置し、いくつかは驚くべき70度もの勾配で植えられています。ヨーロッパで最も急峻なブドウ畑では機械作業もできず、大変な重労働を強いられます。素晴らしいリースリングが育ちます。すっきりとした酸味とかすかに炭酸ガスを含む清涼感のあるワインです。リースリングの故郷といわれ、ドイツワインの13の生産地域で最大のリースリング栽培地域です。繊細さと奥深さを合わせ持ったモーゼル・ザール・ルーヴァー地域のワインは、秀悦揃いで、当店でも最も取り扱いアイテムが多くなっております。上流モーゼルには、おそらく2,000年前にここで栽培されていた古いブドウ原産のエルブリングがあります。それから、新鮮でフルーティーで複雑でない辛口ワインが産まれます。

従来Mosel-Saar-Ruwerと表示されてきましたが、2007年ヴィンテージからMoselに変更されました。Mosel-Saar-Ruwerの表示は消費者にわかりにくく、多くの消費者はMoselとSaarとRuwerという地区のブレンドワインだと思っている、という理由で同地区の生産者が法律の変更を求めていたものです。

 

■ルーヴァー Ruwer

トリアー近郊の南にある支流域。デリケートだがしっかりとした構成を持ち、強い芳香がある、極めて上質のワインを産します。

■ザール Saar

モーゼル河の最上流部にある支流域。リースリングの中でも最も異彩を放つ。

■中部モーゼル:ピースポート Mittel Mosel:Piesport

モーゼル中央部にある最良の畑。古代ローマの野外劇場のような南向きの急斜面はゴールドトレプヒェンは、魔法のような香りと優雅な蜂蜜の甘さを持つワインとして有名です。

■中部モーゼル:ベルンカステル Mittel Mosel:Bernkastel

中部モーゼルでトップクラスのワインを生みます。

 

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