《自家葡萄園元詰のワイン》
生産者が、葡萄栽培から醸造、瓶詰めまで丹精込めて行い生産量も限られた手作りの逸品です。
生産者が、葡萄栽培から醸造、瓶詰めまで丹精込めて行い生産量も限られた手作りの逸品です。
生産者紹介 セラーズ カン ブラウ
Cellers Can Blau
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女性エノロゴが造るワインは、ヒル ファミリーの中でもひと味違います。
フミーリャを本拠地とするヒル ファミリー エステーツが、2003年からD.O.モンサンのエリア内、エル モラルで展開するボデガです。エル モラルは、モンサンとプリオラートのふたつのDOをまたいでいる特別な村で、この村で産するワインの60%はプリオラートとして市場に出ています。
栽培する3種類の葡萄、ガルナッチャ、カリニェナ、シラーは、それぞれの品種に最も適した土壌で栽培しています。ガルナッチャはスレート(粘板岩)と石灰岩がベースの土壌、カリニェナは粘土と砂、シラーは石灰質の土壌で育てています。ポイントは常に畑を回って葡萄を食べること。完璧な完熟のタイミングを逃してしまうと過完熟、つまりはバランスを失ってしまうので注意しなければならないからです。
カン ブラウの名称は、カタルーニャ語の「カン=家」、「ブラウ=青」によります。光を受けたモンサンの土壌が青く見えたことが由来しています。印象的なラベルデザインは教会のステンドグラスをイメージしたもの。モンサンは「聖なる山」という意味があるため、それを意識しています。
よく比較されるプリオラートとの違いですが、「プリオラートは花の核(中心)の部分、より集約されており力強い。モンサンは花の萼(がく)の部分、華やかでエレガント、多様さがある」とワインメーカーのヌリアは話してくれました。
歴史 | 2003年から、ヒル ファミリー エステーツが展開 |
オーナー | ミゲル ヒル
ヌリア ロペス サロカ(エノログ):タラゴナ出身。醸造大学卒業後、ナパ、オーストラリア等で働く。2005年から農協、2012年からはカン ブラウで働く。 |
葡萄園 | 所有面積は全体で約35ha、畑の標高は160~560m、8つの区画に分かれています。土壌は石灰岩、粘土、砂の混ざる組成。 |
栽培 | 栽培する3種類の葡萄、ガルナッチャ、カリニェナ、シラーは、それぞれの品種に最も適した土壌で栽培しています。ガルナッチャはスレート(粘板岩)と石灰岩がベースの土壌、カリニェナは粘土と砂、シラーは石灰質の土壌で育てています。 |
〈ヒル ファミリー エステーツ グループ〉
- ヒル ファミリー エステーツ(フミーリャ)
- オロワインズ(フミーリャ)
- ラガール ダ コンデサ
- ボデガス アテカ(カラタユード)
- セラーズ カン ブラウ(モンサン)
- ボデガス アタラヤ(アルマンサ)
- ボデガス トリデンテ(カスティーリャ イ レオン)
引用データ:(株)稲葉