《自家葡萄園元詰のワイン》
生産者が、葡萄栽培から醸造、瓶詰めまで丹精込めて行い生産量も限られた手作りの逸品です。
生産者が、葡萄栽培から醸造、瓶詰めまで丹精込めて行い生産量も限られた手作りの逸品です。
生産者紹介 アシエンダ ゾリータ
Hacienda Zorita
近年では稀な、しっかりとした樽の感じられるスタイル
「何もない荒野をダイナマイトで葡萄畑に」
マルケス デ コンコルディアグループの一つ。ポルトガルに隣接し、2つのD.O.(アリベス デル ドゥエロ、カスティーリャ レオン)を名乗れるエリアにあります。何もない荒野を開墾して造った畑で、硬い花崗岩の岩盤をダイナマイトで爆破し、ブドウを植えられるようにしました。
「栽培の権威リチャード スマート教授の指導」
地表から5m下は砂質、その下は花崗岩で、この花崗岩がワインに独自の味わいをもたらします。スマート ダイソン キャノピー マネージメント(芽や葉の管理)とドリップ シリゲーション システム(点滴灌漑)といった最新式の栽培方法を採用しています。植樹の際にも、スマート教授を呼び、10種類の葡萄を植えました。その中で良いものだけを選び、栽培を続けています。
「低価格でも樽熟成を楽しめる、近年では稀なスタイル」
100%除梗じょこう *します。8~10℃で10~14日、コールドマセラシオン(低温浸漬)させます。発酵はステンレスタンクで行います。1ヶ月前後ですべてのワインは樽に移します。
歴 史 | 1999年 広大な荒野が広がる中で、この地の可能性に着目し、プロジェクト開始。
2001年 初ヴィンテージ |
エノロゴ | アルマ ガルシア:設立間もない2001年から。リベラ デル ドゥエロ近くのバリャドリード大学で醸造を、サラマンカの大学で化学を専攻し、2つの学位を取得。 |
葡萄園 | 70ha 標高720m テンプラニーリョ 36ha、シラー 25ha、メルロ、マルベック、カベルネソーヴィニオン各3ha |
栽 培 | 農薬などは使わない。肥料は動物の糞など。 |
引用データ:(株)稲葉
*梗(こう)は、葡萄の粒がついている小さな枝のこと
葡萄は梗に果粒がついて房になっていますが、その梗と果粒を分離する作業です。これによって、梗の持つ不快な香りや味がワインにつくことと、ワインが薄くなってしまうことを防ぎます。またタンク内のスペースを、有効に利用することもできます。