生産者が、葡萄栽培から醸造、瓶詰めまで丹精込めて行い生産量も限られた手作りの逸品です。
生産者紹介 ファルネーゼ ヴィニ
Farnese Vini
辛口評価で知られるルカ マローニで2,500余りものイタリアワイン生産者の中からトップに選出
ファルネーゼは、アブルッツォ州からスタートしました。ファルネーゼの名前は、当時のファルネーゼの王子と結婚したオーストリアの王女マルゲリータが、この土地でワイン造りに身をささげたことに因んでいます。自家所有畑は、モーロ川渓谷の北側の斜面に位置し、それは太陽の恵みを受けるために最高の条件であることを意味しています。そして高度約3,000m、海から18マイルのところにあるマイエッラ山脈は、高品質のワインを産み出すために理想的なミクロクリマを産み出します。また、買い葡萄は、農家と5年単位で契約。量で買い取るのでなく、4、5月にアグロノミストが畑を回り、良い畑をha単位で買い取ります。1軒当たり平均1~3haで大きくないため、量より質を重視した栽培が出来、収穫も良いタイミングで短期間で終える事が出来ます。
24時間以内に、収穫した葡萄を醸造出来る体制にしています。ファルネーゼは、収穫量を制限し最新技術と伝統的な手法をうまく組み合わせ、コストパフォーマンスに優れたワインを産出しています。例えば、全ての樽のラックにはローラーが付いており、1ヶ月に1回樽を回してバトナージュと同じ効果を得ています。ワインは、数々のワインコンクールで高く評価され、国際的にその名を知られています。
今日、ファルネーゼは5つの州でワイン造りを行う、南イタリアで最も成功したワイン生産者となっています。そこで、「南イタリアのルネサンス」とタイトルに記しました。 カンパーニャのヴェゼーヴォ、シチーリアのザブを所有しており、バジリカータのヴィニエティ デル ヴルトゥーレ、プーリアのヴィニエティ デル サレントに出資しています。いずれのワインもそれぞれの名前で出荷されています。
歴史 | 1994年 カミッロ デ ユリウス、ヴァレンティーノ ショッティ、フィリッポ バッカラーロの3人で設立 |
オーナー | ファルネーゼ ヴィニ |
葡萄園 | 150ha + 契約面積450ha 300軒の農家と契約。1軒当たり2ha以下。 |
栽培 | 出来る限りオーガニックに育て、化学的なものは避ける。 |
栽培 | 辛口評価で知られるルカ マローニ「グイダ デイ ヴィニ イタリアーニ」で2005、2006、2007年度版と3年連続で、また2012、2013、2015年度版でも、ファルネーゼが2,500余りもの生産者の中からトップに選出されています。 |
〈ファルネーゼグループ〉
・テヌータ ロセッティ(トスカーナ)
・ヴェゼーヴォ(カンパーニャ)
・ヴィニエティ デル サレント(プーリア)
・ヴィニエティ デル ヴルトゥーレ(バジリカータ)
・ヴィニエティ ザブ(シチリア)
引用データ:(株)稲葉