生産者が、葡萄栽培から醸造、瓶詰めまで丹精込めて行い生産量も限られた手作りの逸品です。
バローネ コルナッキア
Barone Cornacchia
https://www.baronecornacchia.it/
日本で皆無だったモンテプルチャーノ・ダブルッツオを広めたワイン
意図的にリリースを遅らせ、ボトル熟成して飲み頃になってからの出荷
600年以上続いている生産者。アドリア海に面するアブルッツオ州の海岸域にあり、北隣のマルケ州とほぼ州境寄りに、同じモンテプルチャーノ・ダブルッツオでも非常に恵まれた地域で造られています。32haの畑を所有し、海抜240mの高所の好ましい気候条件で栽培されています。イタリアにしては小規模で、手作業を重視したしっかりした造りをしています。今やこの地域でも最も注目される生産者で、信頼に値する生産者としてバートン・アンダーソンや、R.パーカーJr.にも高く評価され、世界中の需要からほとんど応じきれない状況です。日本で皆無だったモンテプルチャーノ・ダブルッツオは、約10年経った今、イタリアレストランのメニューに欠かせないものとなっていますが、同家が普及するためのリーダー的存在を担ってきたといっても過言ではないでしょう。
2003年から所有する畑は全てモンテプルチャーノ ダブルッツォ コッリーネ テラマーネ D.O.C.G.(原産地統制呼称高級ワイン)に指定された区域に入ることとなりました。モンテプルチャーノ ダブルッツォの地域が全てD.O.C.G.指定区域に入るわけではなく、このことからもコルナッキアの所有する畑がとても良いことが分かります。コルナッキアは有機栽培を行っており、畑に対してI.C.E.A.の認証を得ています。当然オーガニックにすることで、畑での仕事が増え、毎日見守らなければいけません。また、新しいフィルターシステムやボトリングラインを導入しました。さらに2009年にソーラー発電システムを導入し、ワイナリーで使う電気は100%まかなっています。それくらいこの土地は太陽に恵まれています。
歴 史 | 1400以前。600年以上続く生産者 |
オーナー | ピエロ コルナッキア |
葡萄園 | 42ha モンテプルチャーノ38ha、カベルネ ソーヴィニヨン2ha、トレッビアーノ2ha |
栽 培 | 有機栽培 ICEAの認証 20年前からオーガニック栽培 害虫除けには主にフェロモン。肥料は鶏の糞 1本に5房のみ |
著名なワインライター ワイン誌評価 |
ほとんどのワインガイドブックにおいて、このエリアの優良生産者の筆頭に挙げられています |
引用データ:(株)稲葉