生産者が、葡萄栽培から醸造、瓶詰めまで丹精込めて行い生産量も限られた手作りの逸品です。
テヌーテ トスカーナ ディ ブルーナ バロンチーニ
Tenute Toscane di Bruna Baronchini
テヌーテ トスカーナ ディ ブルーナ バロンチーニ トスカーナ イタリア
亡父の夢 トスカーナの全てのDOCGにカンティーナを持つという夢を実現
ワイナリーにことをイタリア語で「カンティーナ」といいます。バロンチーニ家の歴史は、今から約500年以上も前にまでさかのぼることができます。現在残る昔の系図によると、バロンチーニ家はサン ジミニャーノの地に、1489年から所有権を得たという記録があります。それから何世紀か後、’60年代にジャウレス バロンチーニがトップクラスのワイン造りでの成功を目指し、現在のカンティーナ バロンチーニを立ち上げました。恵まれた土地と家族の協力、先を見越して少ずつ畑を買い足していき、事業は拡大していきました。娘のブルーナは、父が亡くなった時に医学の道をあきらめ、トスカーナのそれぞれのD.O.C.G.にカンティーナを持つという父の夢を実現するための計画を立てました。
現在彼女は畑にいたり、セラーでブレンドしたりと、ワインに携わることをこよなく愛しています。彼女が思い描く理想像は、テロワールに密着した、土地の個性が生かされたワインです。6つのカンティーナを所有し、特定の銘柄に特化した生産者が多いトスカーナでは珍しく、幅広いラインナップを生産しています。少ない人数で多くのカンティーナをコントロールすることで、規模と専門性、多品目でありながら効率的な運営という、相反する点を上手く融合させています。
オーナー | ブルーナ バロンチーニ |
葡萄園 | 6つのカンティーナ(農協)を所有し、カンティーナごとの銘柄で発売
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テヌータ イル ファッジェート(モンタルチーノ)
ブルーナが好きな馬がラベルに描かれ、等級が上がるにしたがって数が増えていきます。
お取り扱いワイン
テヌータ ポッジョ イル カステッラーレ(モンタルチーノ)
「ポッジョ イル カステッラーレ(丘の上の城跡)」という名前は、この場所の歴史的なルーツを思い起こさせます。
お取り扱いワイン
トッレ テルツァ(サンジャミーノ) Torre Terza
ブルーナ バロンチーニ自身が所有する畑
お取り扱いワイン
カズッチョ タルレッティ(キャンティ)
亡き父の夢をかなえる最後の畑がこのキアンティ クラッシコでした。
ブルーナ バロンチーニが所有するモンタルチーノのカンティーナ
ブルーナの父の夢は、トスカーナのすべてのD.O.C.G.に畑を持つということでした。キアンティ クラッシコの畑がその最後で、ずっと探していましたが、やっと完璧な畑を見つけ、2009年に購入しました。それがこのカズッチョ タルレッティです。「父の夢をかなえてあげたかった」と、ブルーナ。「カズッチョ」は有名な建物の名前で、ラベルに描かれています。タルレッティは、前の所有者の名前です。
お取り扱いワイン
ファットリア クエルチャロッサ(モレッリーノ ディ スカンサーノ)
葡萄畑の真ん中に立つオークの木にちなんでクエルチャローザ(レッド オーク)と名付けられています。
お取り扱いワイン
バロンティーニ(モンテプルチアーノ) Baroncini
「良い葡萄のみを購入」 バロンチーニ ラベルでは、こだわりを持って購入した葡萄に、自社畑の葡萄を10~20%ブレンドして、バロンチーニの個性を表現しています。スタイルを安定させ価格をリーズナブルにすることで、消費者のニーズに応じるという考えの下にワイン造りをしています。買い葡萄といっても、契約ではなく良いと思った葡萄を買っており、良い葡萄は他の生産者よりも高く買います。実際には、毎年ほぼ同じ生産者から買っています。
お取り扱いワイン
引用データ:(株)稲葉